トップヒートバリアー
トップヒートバリアー(夏は涼しく、冬は暖かく 大幅省エネを実現)
■体温36.5度より低い気温25度なのに何故暑い?

太陽からの輻射熱(電磁波)は、物に当たると熱を発生し、その物体の温度を上昇させる性質をもっています。体温が36.5度より10度以上も低い気温25度でも、日向に出ると汗が吹き出る様な暑さを感じるのは、輻射熱が身体に当たり、身体自体が熱をもってしまうからです。樹木や建物の陰にはいると輻射熱の一部がカットされますので、少し涼しく感じるのです。この様に私たちが熱さを感じるのは、気温よりむしろ勝者される輻射熱の量に影響を受けている事がわかります。トップヒートバリアーは、この輻射熱の98%を反射していますので、自然環境に非常に近い超日陰をつくる事ができます。
■断熱材では暑さ寒さを防げない訳?

グラスウールに輻射熱を照射すると90%以上が熱となり、断熱材はまるで熱のかたまりの様になってしまいます。
夜遅くまで熱いのは、この蓄積された熱がジリジリ放出される為です。また、冬場は冷熱のかたまりになりますので、いつまでも寒い環境となります。
■トップヒートバリアー遮熱工法の重要性

右のグラフは屋根から侵入する熱量を熱移動の3要素に分けて示したグラフです。断熱材で処理出来る伝導熱は5~7%程度で、あとは目に見えませんが93%が輻射熱である事を示しています。
トップヒートバリアー遮熱工法は、この輻射熱の98%をカットする事ができます。従って、真夏に38度でもエアコン不要の環境を作り出す事も出来ますし、冬場も同様の効果を発揮しますので、大幅な省エネが実現できます。
